倉敷市の阿智神社にある岡山県の天然記念物「阿知の藤」の勢いが衰えていることから治療を行うことになりました。先日、樹木医による診察が行われたのに続き現在の藤棚の改修計画がたてられました。
推定樹齢350年以上の阿知の藤は、高い所で5メートルくらいある藤棚で支えられています。この藤棚を、作業の安全性確保や、訪れた人が花を楽しみやすくすることを目的に2メートル50センチから3メートル50センチくらいに改修することになりました。静岡県浜松市の樹木医、塚本こなみさんや造園業者を中心にどのくらいの位置まで棚を下げるか、ロープを使って確認していきました。
阿知の藤がある場所は傾斜があり、岩場であることから難しい作業となりそうですが今後、設計図を作成し、葉が落ちる来年1月から2月ごろに棚の整備と剪定やつるを動かす作業を行う予定です。
現在根がむき出しになっていることから7月以降に土を入れて土壌改良も行う計画です。




