ピーマンだらけの個展が、玉野市のギャラリーで開かれています。
玉野市築港にあるギャラリー「サンコア」。ここで個展を開いているのは、倉敷市茶屋町の陶芸作家加藤直樹さんです。展示されているのは、様々な色や形、大きさのピーマンのオブジェおよそ30点です。小さい頃からピーマンが好きだったという加藤さんは、3年前、ピーマンの質感や形にあらためて興味を持ち、ピーマン作家として数々のオブジェを作り出しています。巨大なピーマンは、新潟の越後妻有アートトリエンナーレで入選した作品で2種類の土を使いその収縮度合いの差を利用して割れ目を作っています。この黒いピーマンは、生と死をテーマにした作品で咲き始めの黄色いピーマンの花と黒くしわしわのピーマンを対比させています。このほか、子どもたちにあまり好かれないピーマンをせめて昆虫には好かれて欲しいと制作したこれらの作品には、小さな昆虫たちが描かれています。加藤直樹さんによるピーマンだらけの個展は、玉野市築港のギャラリー「サンコア」で来月4日(日)まで開かれています。




