昨日は久しぶりにまとまった雨が降りましたが、この時期に降る雨を麦の雨と書いて「麦雨」とも言うそうです。そうしたなか、総社市では、黄金色に色づいた大麦が間もなく収穫の時期を迎えます。
夏の季語としても使われる「麦秋」。麦秋の「秋」には収穫の意味があり、これから梅雨入り前の6月初めにかけて、麦は収穫期を迎えます。この時期を過ぎると25度を超える夏日も多くなってきますが、風に揺れる麦が涼しさを演出します。総社市では、現在、12軒の農家が麦を栽培しています。去年は245トンが収穫され、麦茶やビールとして使われます。きのう24日、倉敷地方は6・5ミリの雨となりましたが、今後は晴天に恵まれる予報で、収穫に適した天候になりそうです。




