精神障がい者の支援を行うNPO法人岡山マインド「こころ」が倉敷市真備町で大麦の栽培から醸造までの全工程を行い来年春、すべてが岡山県産の地ビールの販売を目指しています。
倉敷市真備町に開所した「新マインド作業所」は精神障がい者が自らが運営に参加し、就労ができる施設です。ここでは、麦から麦芽を作る製麦機を導入し、作業所を利用する障がい者などが生産工程を身につけ、倉敷産地ビールの生産、販売をめざします。ビールの原料となる大麦も倉敷市の岡山大学資源植物科学研究所が開発した「はるな二条HKI」を高梁川流域で栽培してから製麦、醸造まですべて地元倉敷産を中心にした岡山県で作られた地元ビールの生産に取り組みます。開所式には、伊東香織倉敷市長をはじめ、作業所を利用するメンバーなどおよそ50人が出席しました。また、アメリカのモンタナ州から輸入した製麦機がお披露目され、麦芽の製造工程などが説明されました。来年以降には、作業所のメンバーが接客を行うビアホールやバルなどを市内数か所に整備するという事です。




