岡山市と倉敷市が広域的な連携強化を図るまちづくり協議会が、およそ5年ぶりに開かれ、今後の取り組みを確認しました。
協議会では、まず、会長に岡山市の村手聡副市長。副会長には、倉敷市の三宅英邦副市長が選出されました。村手会長は「互いの魅力を引き出して、連携を深めていきたい」と挨拶しました。この協議会は、2003年に各行政分野で連携を深め、市民サービスの向上につなげようと設置されました。これまでに、職員の人事交流や共同パンフレットの作成など24項目の連携事業を担当者レベルでは行っていましたが、2005年5月以降、協議会は開催されていませんでした。約5年ぶりの協議会では、24項目の事業が見直され、事業が終了または、継続が困難な16事業を削除し、乳幼児育成支援など8事業の継続を決めました。また、新たに公共施設や大型施設で授乳やおむつ替えができる施設をわかりやすくするため共通のマークを作成していくほか、岡山市と倉敷市のケーブルテレビで制作する市政番組を相互に放送できるよう協力を求めていくことが盛り込まれました。今後は、両市の担当部署で協議しながら連携項目の実施に取り組んでいくことになります。




