倉敷市水島に岡山県内初の水素燃料充てん施設が完成しました。
水素燃料充てん施設は、環境省が推進する二酸化炭素排出抑制対策の補助事業として設置されました。倉敷市の伊東香織市長をはじめ、環境省の関係者などおよそ50人が出席し、テープカットで完成を祝いました。県内初の水素ステーション設置にあたり伊東市長は、「環境最先端都市に向け頑張っていきます」と述べました。総事業費およそ1億5千万円の簡易水素ステーションは、太陽光を利用して、水道水から水素ガスを製造して、燃料電池自動車へ供給するものです。環境交流スクエアの駐車場内に設置されたステーションは、およそ36平方メートルと省スペースで、車1台につき300km走行可能な量が充てんできます。また、水素ステーションの完成に伴い、倉敷市は燃料電池自動車1台を公用車に導入しました。当面は、導入した燃料電池自動車の専用ステーションとして使用し、燃料電池自動車の普及に伴い、一般への利用も検討します。




