県立倉敷青陵高校吹奏楽部の定期演奏会が27日、倉敷市芸文館で開催されました。
定期演奏会は、「THE SEVENTH NIGHT OFJULY(たなばた)」で幕を開けました。この曲は、去年の吹奏楽コンクールで演奏した自由曲です。コンクールでの結果は銀賞と、金賞を取れず県代表を逃しており、吹奏楽部の1、2年生36人は、その悔しさを糧に、精一杯演奏しました。
演奏会には、この春卒業した卒業生やOBも参加し、会場を盛り上げました。倉敷青陵吹奏楽部は今年、創部50周年を迎えます。この日は、卒業して30年以上になるOBも駆けつけ、ベテランと若い力が息のあった演奏を披露しました。
また、第2部ではコーラス部が出演しました。1、2年生21人は、大会のために練習を積み重ねた曲や、学校の文化祭で披露した曲など、あわせて7曲を歌い、きれいな歌声で会場を魅了していました。
毎年2年生にとってはこの定期演奏会が最後の舞台となります。コーラス部は去年夏の合唱コンクールでは金賞を受賞し、中国大会出場を果たしました。このメンバーで最後となる曲は「守ってあげたい」。文化祭のときから歌い続けてきた思い出のある曲で締めくくりました。
なお、この定期演奏会の模様は、4月17日・18日の午前9時から放送します。




