倉敷市酒津地区のホタルの保護活動に取り組む市民グループ「酒津のホタルを親しむ会」主催の水生生物観察会が開かれました。
水辺の生き物を知ることで自然保護への関心を高めてもらおうと2009年から始まった観察会も今年で9回目を数えます。酒津の配水樋門近くには、倉敷市内の中洲学区・万寿学区などから約150人の親子連れが参加しました。はじめに県立烏城高校教頭の田賀辰也教諭を講師に魚や貝、昆虫、植物など水の中に生息している生き物について説明をうけ水生生物の見つけ方や採取方法を教わりました。網やバケツなどを持ち長靴を履いた参加者は、水門を閉じた南部用水路の中に入りニゴイ、ウキゴリ、ツジエビ、オイカワ、スッポンといった水の中の生き物を捕まえていました。石の下や藻の中から魚や貝などをみつけると講師の先生に名前を尋ねるなどして参加者は、水生生物に親しんでいました。なお、水生生物の観察会は、酒津配水樋門から南へ約300メートルの南部用水路内で行われました。
酒津の水生生物観察会
【取材日】 2017年5月14日
【場所】酒津公園北駐車場
【住所】倉敷市酒津
【インタビュー】
県立烏城高校・田賀辰也教頭




