倉敷市の葦高小学校区では、地域住民の親睦と防災意識の普及・向上をめざし恒例の住民運動会が、開かれました。
32回目を数える葦高学区運動会には、町内会・自治会をはじめ子ども会、PTAなど各種コミュニティ団体から約1500人が参加しました。開会式では、みんなの葦高協議会岡本英人会長の挨拶に続き選手宣誓が行われ親睦と交流を深めながら正々堂々と競技を楽しむことを誓いました。参加住民は、吉岡、新田、笹沖など10のチームに分かれてオープン種目や順位を決める競技など16のプログラムに挑戦しました。特に、防災意識の向上を目的とした競技「出動!レスキュー隊」では、心臓マッサージの練習と簡易担架づくりを学びました。参加者は、倉敷市の災害ボランティアコーディネーターの指導を受けながら、人形を使って心臓マッサージをしたあと毛布と2本の竹の棒で作った担架に乗せて運ぶ救護法を体験していました。また、上位3チームが表彰される順位競技としてテニスラケットにボールを乗せて走るスプーンリレーや3人、7人、10人の3組の足並みをそろえて順位を争うむかでリレーなどがあり、出場選手は、チームの勝利目指して奮闘していました。五月晴れに恵まれた葦高学区の運動会では、地域住民が競技を楽しみながら親睦の輪を広げていました。
倉敷・みんなの葦高協議会・第32回葦高学区運動会
【取材日】2017年5月14日(日)
【場所】倉敷市立葦高小学校
【住所】倉敷市笹沖




