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月~木/17:00~17:30 他

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ゴールデンウィークフラッシュ

ゴールデンウィーク後半スタートとなる3日はハートランド倉敷のメインイベント瀬戸の花嫁川舟流しが行われました。今年の花嫁は、公募で選ばれたノートルダム清心女子大学2年の西森渚さんが務めました。小学生の頃から瀬戸の花嫁に憧れていた西森さんは、念願の白無垢に身を包み大役を果たしていました。長持唄と尺八の音とともに花嫁を乗せた川舟が倉敷川をゆっくりと進むと、観客はいっせいにカメラを向けていました。
快晴となったこの日は、多くの観光客などが河畔に足を止め、白壁のまちで行われた日本情緒あふれる行事を満喫していました。

倉敷の総鎮守・阿智神社では藤まつりが開催されました。阿智神社境内にある阿知の藤は、推定樹齢300年から500年のアケボノフジで、岡山県の天然記念物に指定されています。阿智神社では、毎年、花が見ごろを迎える時期に藤まつりを開催しており、今年も5月1日から5日まで開かれました。
大きな藤棚が広がる「阿知の藤広場」では、阿智神社の雅楽部が演奏を披露し、多くの観光客が足を止めて藤の花を愛でていました。なお、阿知の藤は、樹勢回復を図るため今年度から、3年間の計画で、藤棚の改修や枝の修正といった保護対策が行われます。

5月4日の「みどりの日」には、吉備真備公の遺徳を偲ぶ献茶会がまきび公園で開かれました。実行委員会の田渕重行委員長が「郷土の偉人を偲びながら茶の湯を楽しんでください」と挨拶しました。新緑のもと総社市文化協会会長で茶道裏千家教授の 小鍛冶 宗伸さんによる点前が披露され、真備公はじめ、地元の文化向上に尽くした故人二人へお茶が供えられました。ボタンやサツキの花が見ごろを迎えたまきび公園内には、男性だけの茶道愛好会速水流花橘会をはじめ表千家、裏千家の三流派による茶席が設けられ季節感に富んだ茶の湯が振る舞われました。なお、今年の献茶会には、およそ1,300人が訪れにぎわいました。

また、倉敷市向山では、初めて森林浴と歌を楽しむ会が開かれました。地元に住む井上久仁子さんが向山の自然や里山の現状をもっと知ってもらおうと企画しました。井上さんは、15年ほど前から、自宅裏の雑木林を友人とともに手入れし、会場を準備しました。竹で出来た舞台や、斜面を利用した鑑賞席を作り、古代ローマのコロッセオをイメージしています。井上さんの友人や地域住民およそ30人が集まり心地いい風が吹く、林の中歌謡曲や讃美歌などの音楽を楽しんでいました。
【インタ】井上久仁子さん

子どもの日の5日、倉敷市のライフパーク倉敷にある科学センターでは子どもたちに科学に親しんでもらうイベントが開かれました。科学指導員による実験ライブショーでは光や色をテーマにした実験が行われ、子どもから大人まで、目の錯覚や色の不思議さに驚いていました。
工作のコーナーでは紙を筒状にし、3枚の小さな羽をつけることで回転しながら飛んでいくおもちゃを作りました。
【インタビュー】参加者は・・・
倉敷天文台から移築された観測室も公開されました。この建物は、国の登録文化財に指定されていて貴重な建物とともに太陽の黒点を観察し、親子で楽しんでいました。

また、倉敷市の真備美しい森では、「こいのぼりフェスティバル」が開かれました。オープニングでは、吉備信用金庫から真備美しい森を守る会へ桜の苗木100本が寄贈され、片岡公省会長はじめ、伊東香織市長など関係者6人でソメイヨシノの苗木を植樹しました。このイベントは、子どもたちの健やかな成長を願い、子どもの日に合わせて開催されています。
およそ150匹のこいのぼりが泳ぐもと特設ステージでは吉備真備太鼓や地元の子どもたちによる3B体操、フラダンス自慢の歌声などが披露され会場を盛り上げていました。また、真備美しい森を守る会などによるつきたてのヨモギ餅や串焼きなどの屋台も並び、訪れたおよそ1800人の親子連れなどは、食べたり、遊んだりと「子どもの日」のイベントを満喫していました。

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  • 放送日:2017/05/08(月)
  • 担当者:都間裕子
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