倉敷市通生の真言宗のお寺「般若院」で涅槃会に合わせて恒例の書道展と華道展が、27・28日の2日間開かれました。
般若院では、毎年3月の第4日曜日に涅槃会が営まれます。涅槃会とは、釈迦が入滅したとされる旧暦の2月15日に釈迦の徳をたたえて行う法会です。般若院では、涅槃会の奉賛行事として毎年、書道展と華道展を開いています。客殿で開かれた書道展では、本山瑞峰住職による「安養界」「摩訶」「大慈」などの額装、軸装作品をはじめ、地元の子どもたちによる硬筆、毛筆習字合わせて54点が展示されました。子どもたちは、般若院の書道教室で学ぶ幼稚園児から中学一年生までで、いずれも、練習の成果が伺える力作ぞろいです。また、同時に開催された池坊三宅龍水社中による華道展では、ボケやツバキ、アルストメリアなど春の花を使った生け花作品11点が飾られ、子どもたちの書道作品に花を添えていました。




