岡山県の天然記念物の「阿知の藤」をかつての元気な姿に取り戻そうと、あちのふじ応援団は、県の保護事業を受けて樹勢回復に取り組むことになりました。その保護事業への着手として樹木医の視察を受けました。
樹齢350年と推定される岡山県指定の天然記念物「阿知の藤」を視察したのは、静岡県浜松市の樹木医塚本こなみさんです。塚本さんは、藤の木に関する樹勢回復の第一人者といわれる樹木医で、花芽の状況を調査するために訪れ「阿知の藤」を管理している地元の造園業者と樹勢回復のための治療方針などを打ち合わせました。
【インタビュー】樹木医・橋本こなみさん
「阿知の藤」の樹勢回復治療は、平成13年に行われ以来3度目となります。今回は、県の保護事業として平成29年度から3年間1400万円の事業費をかけて行う計画です。棚の大改修やツル枝の修正など「阿知の藤」を健全に育成管理するための治療が行われます。
岡山県指定の天然記念物「阿知の藤」樹木医が視察
【取材日】2014年4月 26日
【場所】阿知の藤
【住所】倉敷市本町




