今年3月に設立10周年を迎えたみずしま財団の記念イベントが開かれました。
水島西栄町の事務所で行われた記念イベントには関係者およそ40人が参加しました。みずしま財団の太田 映知専務理事は、「財団の本当の活動はこれからだと思います。これまでの調査をもとに住民と行政そして、コンビナート企業と協力して水島地域の将来のために活動していきます」と話しました。財団法人 水島地域環境再生財団「みずしま財団」は、倉敷公害訴訟の解決金の一部をもとに環境再生と街づくりの拠点として2000年に設立されました。記念イベントでは過去10年間の活動内容が報告されたほか、10周年を機に事務所内に設置された資料室についての説明がありました。新設された資料室には公害・環境・まちづくりに関するおよそ1000冊の本や資料などが用意されていて自由に読むことができます。また、この日の午前中には水島地区の中心部を流れる八間川の調査も行われ、参加した20人の親子連れらが、網で川底をすくってどんな生き物がいるか調べ、水質の指標となるCODなどを測定しました。




