ブラジルのカストロ・ネーベス大使が総社市を訪れ多文化共生の在り方について考える記念フォーラムが開かれました。
カストロ大使は総社市にあるブラジル人学校エスコーラ・モモタロウ・オカヤマを訪れ、子どもたちの様子を視察しました。総社市内のブラジル人は景気悪化により経済的に苦しい生活を送っていて今回、片岡市長の呼びかけでブラジル人を励ますため初めて大使が総社市を訪問しました。午後からは総社市民会館で記念のフォーラムが開かれ片岡市長が大使を総社市国際名誉顧問に委嘱しました。今後、ブラジル人の困りごと相談を受け付ける移動領事館の総社市での開催や子どもたちの教科書を提供することなどを検討していくことにしています。カストロ大使は「総社市の多文化共生の取り組みは全国の模範的事例になることを確信している」と話しました。このほか、日本で最もブラジル人の多い静岡県浜松市と総社市が互いに協力して外国人支援策を行うための覚書が締結されました。




