備前焼作家 難波リュウジさんの作品展が倉敷・中央画廊で開かれています。
難波リュウジさんは、備前市伊部出身で現在42歳。実家が先祖代々続く備前焼用の松割り木の供給業ということもあり、古備前に囲まれて育った難波さんは、小学生のころから作家になる夢を持ち続け、10年前に独立し、窯を構えました。会場には、茶碗や花器などおよそ200点の新作が並んでいます。倉敷で2年ぶりとなる今回の作品展は暮らしの中に溶け込む備前焼というテーマとともに、「陰と陽」をテーマに掲げていて、焼き上げた際に作品に太陽と月が出てくるように仕上げています。難波さんは、「備前焼は一に土二に焼き三に細工」と話し、特に上質の松を使った焼きにこだわっています。備前焼作家難波リュウジさんの作品展は来月(4月)4日(日)まで、倉敷市中央の倉敷・中央画廊で開かれています。




