魅力ある観光地づくりを目指そうと、今日、倉敷市で観光研修会が開かれました。
この研修会は、滞在型観光地を目指そうと倉敷観光コンベンションビューローが開催しました。倉敷市内外の観光関係者80人が出席し、先進地の取り組みを学びました。講師には、長崎市文化観光部の股張一男さんを迎え「長崎さるくに学ぶ これからの倉敷観光」と題した話を聞きました。長崎市が取り組む「さるく」とは、長崎の方言で「ぶらぶら歩く」という意味で、街を歩きながら行う体験・参加型の事業です。2006年に開いた町歩きの博覧会「さるく博」では、街の隠れた資源も発見され県内外から1,000万人を超える参加者で賑わったそうです。股張さんは、数字以上に「街に興味を持つ人が増えたことで自然と街がきれいになった」と効果を話しました。参加者らは、長崎市の取り組みを倉敷市の観光に活かそうと熱心に聞き入っていました。




