玉野市3月定例市議会は23日、現行の定数22を1減らして21にすることを可決しました。
定例会最終日のこの日、議会運営委員会の松田達雄委員長から、2007年の12月定例市議会で「玉野市政を考える会」から市民1万1千人の署名とともに出されていた、議員定数を15程度に削減することを求める「議員定数削減についての請願書」に対する審議の結果報告がありました。報告では、この請願書自体は玉野市と他の市の議員定数を比較するなどして慎重に審議した結果認めがたく、不採択であるとされました。しかし、民意を反映するという点で、議会としては何らかの対応が必要であると判断し、現行の議員定数である22から1削減し、来年行われる予定の次回選挙から21とすることを提案し、可決されました。また黒田市長が提案した市長の「多選自粛条例」案については、反対多数で否決されました。この結果を受け、黒田市長は「多選への考え方が受け入れられなくて残念。機会があれば、あらためて提案していく」と話していました。




