総社市消防本部は消防団を設置している事業所に対し、初めて消防団協力事業所表示証を交付しました。
消防団協力事業所表示証交付式には、総社市内に事業所を置き消防団活動に積極的に参加している企業9社の代表が出席しました。式では総社市の竹田正彦副市長が「消防団の活動のみならず地域防災全般に協力いただきありがとうございます」と各消防団の労をねぎらい今後の協力を要請しました。その後、事業所の代表へ表示証を手渡していきました。事業所に設置されている消防団は、火災が発生したときに消防本部からの要請を受け出動します。これまでに事業所近くで発生した火災で出動要請前に消火活動に取り組んだ例などもあり、消防本部では、こうした活動を高く評価しています。出席した全事業所へ表示証が交付された後、総社市消防団の大月亮団長が「今後も総社市の消防行政に対して協力ができるよう日頃から備えていきます」とお礼を述べました。去年1年間に総社市で発生した火災は32件でこのうち5件で、事業所に設置された消防団が要請を受けて出動しています。




