倉敷芸術科学大学で卒業式が行われ、学部生や大学院生らあわせて517人が通いなれたキャンパスに別れを告げました。
式ではまず、添田喬学長が博士課程や修士課程、それに芸術学部・産業学部・生命科学部の代表の学生に卒業証書を手渡しました。このうち、起業学科を卒業する倉敷市北畝の吉永壽美代さんは不動産コンサルタントの社長で、経営について知識を高めるため49歳にして大学に入学、この度、卒業を迎えました。また、生命動物科学科はこの春1期生48人が卒業します。動物看護師を目指す学科としては西日本の大学では初めてで、静岡県から進学を決意した大内真菜美さんも春から地元で動物看護師として新たなスタートを切ります。加計孝太郎理事長はバンクーバーオリンピック男子フィギュアスケートで4回転ジャンプに失敗しながらも銅メダルを獲得した高橋大輔選手の「挑戦しなければ後悔する」という言葉を卒業生に贈り、「自分自身で納得のできる決断をしてください」とはなむけの言葉を述べました。卒業した学生たちは春から就職・進学と新たな一歩を踏み出します。




