岡山県立大学デザイン学部とデザイン学研究科による卒業・修了制作展が岡山市の天神山文化プラザで開かれています。
今回のテーマは「かける」。英語では「МULTIPLY」何かと何かを掛けて合わせて「新しい価値を増殖する」という意味になります。平成25年度からの新カリュキュラムで学んだデザイン学部の卒業生82人と大学院デザイン学研究科の修了生6人が約100点を出展しています。優秀賞に選ばれたのは、ビジュアルデザインの領域では、タイムラプス効果を応用した映像表現や社会問題を風刺したアニメーション作品。建築・都市デザインの領域では、古民家を産婦人科の診療所に再利用する提案。製品・情報デザインの領域では、体への負担が少ない松葉杖や輸液機器を携帯するための鞄。造形デザインの領域ではタイル状のやきもので作った文字のない絵本や神秘的な空間表現などです。
【インタビュー】県立大学デザイン学部デザイン工学科4年前井翔太さん
岡山県立大学デザイン学部、デザイン学研究科の卒業・修了制作展は3月5日(日)まで岡山市の天神山文化プラザで開かれます。
県立大卒業・修了制作展
天神山文化プラザ
(岡山市北区天神町)
2017年2月28日(火)~3月5日




