児島市民病院の経営健全化に向けた改革プランがまとまり、委員会は、今月31日に答申することを決めました。
委員会では、去年12月から4回にわたって審議してきた改革プランの最終協議を行いました。今回まとめた改革プランは、平成22年度から3ヵ年の計画で実施するものです。主な計画では、経営悪化の要因となった医師の大量退職を受けて内科医の増員など医師不足改善を図り、診療体制の充実に取り組みます。また、患者へのサービス向上として看護師らスタッフへの接客研修などを行い、市民に信頼される中核病院として平成23年度の黒字転換を目指します。その一方で、公的医療機関の果たすべき役割として採算面から民間医療機関が提供困難な医療を充実させるため、小児救急医療の体制強化や安心して子育てができる環境づくりに向けて産科医複数体制を提案しています。改革プランは、今月31日に倉敷市長へ答申します。




