玉野市の平成２９年度当初予算案が発表されました。
ものづくり、職人のまち玉野の個性を活かすため新年度予算編成のテーマを「たまの魂（プライド）」としました。
黒田晋市長は、新年度予算案を自らの３期１２年のまとめとなる年にあたり次のように話しました。
重点施策として大きく７つの項目を上げています。
中でも地方創生のひとつとして玉野商業高校へ工業系学科の開設をめざし準備を進めます。三井造船と連携し、研修施設や実習施設を授業で使えるよう協力体制を整えます。そのための予算として企業版ふるさと納税制度を活用し、ふるさとづくり基金へ７５００万円を積み立てるほかものづくり人材育成推進事業として５２００万円を計上しています。
新たな行財政改革の推進として公共事業の再編整備に関しても経営改善に取り組んでいる玉野市民病院や図書館・中央公民館機能の移転整備についても予算が組まれています。
一般会計の総額は２２２億２０００万円で、緊縮財政ではあるものの、社会保障関係の経費増加により０．８％増えています。
財源不足については、財政調整基金を５億円取り崩し、残高はおよそ１２億円の見込みです。
平成２９年度当初予算案は３月２日に開会する３月定例会に上程されます。
