倉敷市の男女共同参画プランが来年3月で満了することを受け新たな基本計画策定に向けた1回目の会議が開かれました。
会議には市民公募4人を含め学識経験者や市民団体の代表など審議会委員15人が出席しました。倉敷市の三宅英邦副市長は「新たな計画策定に向け活発に協議して欲しい」と話し江島幹雄会長に諮問書を手渡しました。会議では男女共同参画に関する市民と事業所のアンケート結果が報告されました。アンケートによると「男は仕事、女は家庭」についてどう思うかの問いで、平成17年度の調査では男性の24.8%が「同感する」と答えたのに対し、21年度の調査では「同感する」と答えた男性が19.1%に減っているなど、倉敷市では男女共同参画の意識について一定の成果があったとしています。新たに策定される基本計画は23年度からの10カ年計画で仕事と家庭の調和を図るワーク・ライフ・バランスとドメスティックバイオレンスの被害を防止することの2点を重点項目に計画の中身を検討することにしています。次回の会議は6月に開かれ審議会では、今年12月頃までに答申案をまとめることにしています。




