総社市への美術博物館新設に向けて、有識者による審議会が立ち上がり、初会合を開きました。
文化芸術の振興を目的に設置された総社市文化芸術会議は、美術・教育・文化財の分野に精通する市内外の有識者9人で組織します。当面は片岡聡一市長が掲げる大型事業「ビッグファイブ」の一つである、美術博物館の建設について、調査研究を行います。初会合では、会長に市社会福祉協議会の風早昱源会長を選んだ後、山中榮輔教育長が、施設のコンセプトや形態、付帯施設、利用、経営などの方向付けをまとめるよう、諮問しました。総社市には、美術館・博物館の機能を持つ施設が4つあり、数多くの美術品や貴重な考古資料を所蔵していますが、それらを広く常設展示できる施設はありません。総社市では合併前から美術・博物館構想が浮上していましたが、平成25年度以降、市議会を中心に議論が本格化していました。審議会では今後2年間かけて答申をまとめ、整備計画策定のための基礎資料とする考えです。




