倉敷市議会は20日、2月定例会の本会議を続行し、一般会計で1752億円あまりを計上する新年度当初予算案など平成29年度関連議案が一括上程されました。
午前10時から開かれた本会議では、初日に執行部から提案された平成28年度2月補正予算案など13議案を議決した後、平成29年度関連の42議案が一括上程されました。新年度当初予算案は、一般会計で1752億4300万円。平成に入って2番目となる大型予算で、伊東香織市長が次のように説明しました。「今後の人口減少社会に立ち向かい、活力ある社会の実現に向けて将来を見据えたまちづくりを進めていく重要な時期を迎えている・・・」
当初予算案では、児童生徒の増加に伴う学校施設の新築・増築をはじめ、待機児童解消のための保育所整備に関する経費を予算化。老朽化対応では、中庄団地の建て替えや、倉敷科学センターのプラネタリウムを最新鋭機器に更新する費用などを計上しました。また防災対策として、公民館など公共施設の改修や耐震化の費用も盛り込み、ハード事業への積極的な予算配分を行っています。一方、高梁川流域連携に関する事業G7倉敷教育大臣会合の成果を生かす事業、旧3市合併50周年の記念事業など、ソフト事業にも力を入れます。2月定例市議会は、2月24日から代表質問が行われます。




