総社市立総社小学校で卒業生が講師になって租税教室を開きました。租税教室は、税の意義や役割を正しく理解してもらおうと倉敷税務署などが管内54の小学校で開催しています。総社小学校では、6年生およそ120人が参加しました。総社小学校の卒業生で倉敷法人会の副会長や、総社商工会議所会頭を務める清水男(しみずだん)さんが講師を務めました。授業では、小学生1人に1年間におよそ86万円の税金が使われていることが説明され、児童たちは電卓を使って小・中・高校12年間で使われる税金がおよそ1008万円になることを計算していきました。また、日本の税は、江戸時代まで中国のシステムだったのが明治時代から西洋システムに変更されたことなどの歴史を学び、児童たちは、税金の仕組みへの理解を深めていました。
(取材日)2月16日
(取材場所)総社市立総社小学校(総社市総社)




