桃の産地のブランド化を進めている吉備路地域で桃の産地力向上のための研修会が開かれました。
産地力向上研修会は、吉備路もも出荷組合と総社もも生産組合を中心にAや岡山県でつくるきびじ総社ピーチ・ブランディング協議会が初めて開いたものです。「農業の6次産業化による地域活性化への挑戦」と題した講演では、日本一のミカン産地和歌山県有田市(ありだし)で小規模ミカン農家から大規模法人へと発展した早和果樹園)の代表取締役社長秋竹新吾さんを講師に迎えました。講師の秋竹さんは、農産物価格の低迷、後継者不足、担い手の高齢化などの大きな課題の中、「おいしいミカンをつくる」という思いのもとブランディング・マーケティング手法を効果的に活用した産地の再編を行い、ミカンの生産・加工・流通販売など多角的な経営に取り組んでいる実態や困難な課題や壁をどのように乗り越えてきたかなどを話しました。研修会には、岡山県の果実共進会で最優秀にランクされている吉備路地域の桃農家や倉敷地域の農業後継者など約50人が参加し、生産力強化やブランド化に向けた戦略の参考にしていました。
きびじ総社もも産地力向上研修会
2017年2月16日(木)
サントピア岡山総社(総社市秦)




