子どもたちが集めた植物や昆虫などの標本、自然写真を表彰する「しぜんしくらしき賞」の応募作品が、倉敷市立自然史博物館で展示されています。
「しぜんしくらしき賞」は、倉敷市立自然史博物館友の会が、子どもたちに生物や地質分野への興味・関心を高めてもらおうと開催しています。24回目となる今年は岡山県内の小学1年生から高校2年生までがまとめた植物や昆虫、鉱物・化石の標本と自然写真あわせて32点が寄せられました。このうち、優秀賞に選ばれた100匹を超える昆虫標本は、玉野市立山田中学校の咲本哲明君、達哉君、裕哉君の3人の兄弟が集めたものです。きれいに形を整えて保存した点や、昆虫の名前を調べ、捕獲場所などとあわせてラベルをつけている点も、評価されました。また、玉野市渋川、倉敷市児島通生の2つの海岸で採取した海草の標本を出品した倉敷市立帯江小学校4年の満瑛洋君、水田などに生息する珍しい鳥タマシギを撮影した岡山市の小学2年生佐桒拓杜君も優秀賞に輝きました。しぜんしくらしき賞の作品展示は、4月2日まで行われています。




