倉敷市教育委員会は、市内の小中学生が倉敷考古館を訪れて学習に活かす活動を開始しました。
倉敷の町並みを象徴する建物として知られる倉敷考古館は、昭和25年(1950)に江戸時代の米倉を改装して開館した考古学の博物館です。開館67年目を迎え、倉敷市教育委員会との連携協力により市内の小中学生が倉敷考古館が保有する考古学資料を間近に見ながら歴史の学習に活かす活動を行っていくことになりました。訪問学習活動の開始にあたり、井上正義教育長や香川俊樹館長などが挨拶し、最初の見学者となった倉敷東小学校の5年生を歓迎しました。見学会では、ナウマンゾウの化石をはじめ、吉備地方の遺跡から発見された土器や石器、埴輪、刀剣など約500点を展示する考古館の内部を案内してもらいました。特に、極めて貴重な資料とされる台付家形土器からは、弥生時代末期の生活文化の様子を教わっていました。
【インタビュー】児童は・・・倉敷考古館・香川俊樹館長
倉敷市教育委員会では、倉敷考古館訪問学習活動をふるさとを愛し、世界へ羽ばたいていくグローバルな人材育成に役立てたい考えです。
倉敷考古館訪問学習活動開始
2017年2月9日(木)
倉敷考古館(倉敷市中央)




