玉野市で活動する若竹剣道スポーツ少年団が恒例の寒稽古を1月29日から1週間行いました。
凛とした空気の漂う練習場に少年剣士・少女剣士たちの大きな声が響きます。若竹剣道スポーツ少年団では結成以来、毎年1月下旬から2月上旬にかけて寒稽古を行っています。今年の寒稽古は1月29日から始まり、平日は朝5時50分から1時間ずつ行ってきました。8日目となる最終日には、小学2年生から6年生と中学生の団員あわせて27人が参加しました。構えやすり足、面・胴・小手などの基本動作を中心にかかり稽古を交えながらいつもどおり繰り返し練習しました。半世紀の歴史を持つ若竹剣道スポーツ少年団は、多くの指導者が携わっているのも特徴で、細かいアドバイスを受けて上達のコツを習得します。寒稽古の期間中、玉野市の朝の最低気温は氷点下に迫る日が多くありました。また、インフルエンザの流行で欠席を余儀なくされた団員もいましたが、8日間元気に参加した子どもたちには、皆勤賞として鉛筆がプレゼントされました。寒稽古が終わると、恒例の餅つき大会です。保護者などの協力 でもち米4臼が用意されました。子どもたちは竹刀を杵に持ち替え、剣道と同じ力の入った掛け声で餅つきを楽しみました。厳しい練習を乗り越え一回り大きくなった子どもたちにとって、つきたて餅の味は格別のようです。




