倉敷市内の障がいのある児童・生徒による作品を一堂に披露する「倉敷っ子なかよし作品展」が倉敷市立美術館で始まりました。
開会式では、連島中学校3年の小山ゆうかさんが「どれも作るときは苦労しましたが、とてもいい作品ができました」と挨拶し、テープカットをして開幕を祝いました。この作品展は、特別支援教育に理解を深めてもらおうと、毎年開催されています。会場には、倉敷市内の小中学校の特別支援学級や倉敷支援学校など合わせて85校からおよそ3000点が集まりました。作品は、絵画や版画など図工科の作品、習字や日記など国語科の作品、被服・手芸など技術家庭科の作品の3つのジャンルに分けられます。中島小学校の児童は、緩衝材を使って水族館を表現しました。カニや魚など可愛らしい作品が並んでいます。また、連島中学校は国語の授業で制作したオリジナルのカルタを出展しています。自分の興味関心を紹介したカルタは絵札・読み札ともに子どもたち自ら考え制作したそうです。
会場には、このほかにも子どもたちの趣向を凝らした作品が数多く並んでいます。「倉敷っ子なかよし作品展」は2月5日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。




