岡山県立玉野高校の生徒が地元の幼稚園児を対象に模型を使った実験教室を開きました。
玉野市立和田幼稚園を訪れたのは玉野高校の藤田学(まなぶ)先生と、理系を専攻する2年生4人です。5歳児14人を対象に「飛ぶ種の秘密をさぐろう」をテーマにしてグループに分かれて実験を行いました。ニワウルシ、ボダイジュ、ラワン、アルソミトラといった植物の種を模型にして、飛ぶ仕組みを理解するのが狙いです。子どもたちは高校生と一緒になって、スチレンペーパーや発泡スチロールを材料に切ったり張ったり曲げたりして、植物の種の模型を作り上げました。完成させると早速飛ばして遊び、歓声をあげていました。この取り組みは、高校生が子どもたちと関わることで楽しさを伝える経験をしてもらおうと、玉野高校が特別授業として行っているものです。




