倉敷消防署は、国の登録有形文化財の倉敷教会に隣接する竹中幼稚園で大規模地震を想定した合同防災避難訓練を行いました。
倉敷市鶴形の日本キリスト教団倉敷教会は、1923年(大正12年)に建築されたもので、2009年に国の有形文化財に登録されています。「文化財防火デー」にちなんだ防災訓練では、大規模地震を想定し、教会堂から貴重品を持ち出したり、隣接する竹中幼稚園では、園児が防災頭巾をかぶって安全な場所に避難する訓練が行われました。避難訓練のあとは、消防署員によって消火器の使い方指導や水消火器を使った初期消火訓練が行われました。また、オレンジの制服を着たレスキュー隊員が地震で倒れた家の下敷きになっている人をエアージャッキを使って助け出す救助訓練も行われました。竹中幼稚園の子どもたちは、レスキュー隊員による救助訓練の実際を間近で見たほかカッター、チェーンソーなど最新鋭の機材を載せた救助工作車の内部を見学しました。
倉敷・竹中幼稚園で合同防災避難訓練
取材日 2017年1月26日(木)
取材場所 竹中幼稚園倉敷市鶴形)




