岡山県労働基準協会倉敷支部は、職場の安全衛生管理が優れている個人や事業所を表彰しました。
労働基準協会倉敷支部には、倉敷市・総社市・早島町の企業などおよそ2,300社が加盟していて、毎年、安全衛生面の管理が優れた事業所などを表彰しています。今年度は、優良賞に三幸工業水島事業所と小原プレス工業など3社が選ばれ、前田 昭宏支部長から表彰状と記念品が贈られました。また、個人に贈られる功労賞と安全衛生推進賞にはJFEスチール西日本製鉄所の森田 宣親さんなど7人が選ばれました。労働基準協会倉敷支部管内の労働災害は、近年600人ほどで推移していましたが、景気の低迷などで事業を縮小するなどした企業が多く、去年1年間は446人と大幅に減少しています。倉敷労働基準監督署の井上文雄署長は「後継者に労働災害の悲惨さを伝え、培ってきたノウハウを伝承してください」と呼びかけました。続いて受賞者を代表して、旭化成ケミカルズ水島製造所の長谷川 勇さんが「この受賞を機に今後も労働災害防止に努めていきます」と謝辞を述べました。




