中小企業や個人事業主の優れた取り組みを表彰する「岡山県経営革新アワード」の今年度グランプリに、倉敷市で塗装業を営む個人事業主が選ばれました。
「岡山県経営革新アワード」は、中小企業等経営強化法に基づき、3年から5年にかけての経営革新計画を策定、岡山県知事から承認された企業を対象に2014年度から贈られています。今年度は平成27年度で計画を満了した100社を対象に審査した結果、グランプリに倉敷市日畑の塗装業 共栄塗装店(とそうてん)を選びました。共栄塗装店は2代目の橋本豪紀さんが営んでいます。訪問営業に限界を感じ、経営革新計画を策定。インターネットを活用した集客に転換したほか、専門の資格を取得して、業界では画期的という写真つきの詳しい見積書や提案書の作成を実現させました。その結果、平成23年から5年間で売り上げはおよそ2倍。受注は最大8ヶ月待ちとなるなど成長を遂げたことも大きく評価されました。岡山県経営革新アワードで、個人事業主がグランプリに輝いたのは、今回が初めてです。




