倉敷市屋内水泳センターに、おぼれている人を自動的に見つけ出すプール監視システムが導入され、きょう(18日)から運用を開始しました。
このシステムは、倉敷市屋内水泳センターの25mプールにおよそ2000万円をかけて導入されました。西日本エリアでは初めての導入です。天井に設置された 6台のカメラでプールの水面を撮影し、最新のデジタル画像処理技術で解析します。プールの中でおぼれるなどして10秒間動かない人がいた場合、音と電光掲示板の文字情報で知らせる仕組みです。またプールサイドに置かれているモニターには、場所や動かなくなってからの時間を表示、記録します。このプールでは常に監視員を1人置いていますが、自動監視システムを併用することで、いち早く救助することを狙いとしています。倉敷市屋内水泳センターは、年間15万人が利用していて、オープンした昭和56年以降水の事故は1件も起きていません。




