【1日倉敷市が10年ぶり更新消防緊急通信指令システムを本格運用】
倉敷市は、19番通報を受ける消防緊急通信指令システムを10年ぶりに更新し、本格運用を始めました。新しい消防緊急通信指令システムは、老朽化のため11億7000万円かけて導入しました。通報を受けて場所を特定、出動を指令する機能はもちろん、新たに種松山と真備町の反古山(ほうぐやま)の2ヶ所にカメラを設置しました。
【9日90年の歴史に幕 水江の渡し】
倉敷市内を流れる高梁川の渡し船「水江の渡し」が、1月の倉敷大橋開通に伴い3月31日に90年の歴史に幕を下ろしました。この日は、フィナーレとなる運航セレモニーが行われ朝から50人を超える人が列をつくり、水江の渡しの最後を見届けました。長い間運航を管理してきた歴代の渡船組合の役員や船頭も、思い思いに最後の勇姿を見守りました。水江の渡しがなくなったことで、岡山県内の渡し船はすべて姿を消したことになります。
【13日高梁川流域観光振興協議会設立総会】
高梁川流域圏の観光客増加を目的にした「高梁川流域観光振興協議会」が発足しました。設立総会には、高梁川流域7市3町から20人が出席しました。平成28年度の事業計画案として、 観光客誘致につながる事業に補助金を交付する「高梁川流域観光プロモーション事業」、ホームページを使った情報発信を行う「圏域観光情報発信強化事業」、台湾の旅行雑誌社などを招く「高梁川流域観光インバウンド推進事業」の3事業が承認されました。事業費は、およそ1300万円が計上され、倉敷市をはじめとした各自治体の負担金で賄われます。
【22日玉野マリン交番開所式】
玉野警察署の玉、和田、日比の3つの交番を統合、新設した「玉野マリン交番」の開所式が行われました。玉野マリン交番は和田交番の老朽化に伴い、これまであった和田交番のほぼ国道430号の向かいに新たに建設されました。玉野マリン交番は鉄骨2階建て、延床面積はおよそ98平方メートルです。統合前は1人だった常駐警察官を2人に増員し、2人の交番相談員も配置して交番が空室になることを防ぎます。
【24日倉敷市長選挙 伊東市長が3選】
任期満了に伴う倉敷市長選挙は、無所属で現職の伊東香織市長が3度目の当選を果たしました。当選確実の一報を受けた伊東市長は、選挙事務所に集まった200人を超える支援者を前に、3期目への抱負を語りました。伊東市長は、2008年に初当選し、今回の選挙戦では、待機児童の解消をはじめとする子育て支援、高齢者福祉、倉敷の世界への発信を訴えました。
【22日野口健さん提供のテントを熊本地震被災地へ輸送】
4月14日から16日にかけて発生した熊本地震の被災者を支援しようと、総社市環境観光大使の野口健さんが提供したテントが総社市から熊本県益城(ましき)町(まち)へ向けて出発しました。益城町へ送られたのは野口さんが支援者に呼びかけて集めたテントおよそ150張です。テントは、益城町陸上競技場に届けられ、野口健さんも参加してテント村を開設しました。
【28日サンロード吉備路宿泊者40万人達成】
総社市三須の国民宿舎サンロード吉備路は、オープンから13年目にして宿泊者数が40万人を達成しました。記念の40万人目となったのは、大阪府の森(もり)麗子(れいこ)さんでした。森さんには、片岡聡一市長から花束と記念品が、サン直広場ええとこそうじゃの槙枝正巳(まきえだまさみ)店長からイチゴが贈られました。サンロード吉備路は、平成15年7月にオープンし、国民宿舎の中では全国有数の宿泊者数を数えています。




