倉敷市のゴボウの一大産地・連島地区で新旬ごぼうの出荷がはじまり、GI(じーあい)=地理的表示保護制度の登録をうけ、セレモニーが行われました。
GI=地理的表示保護制度は、高い品質や評価を得ている農林水産物や食品の名称を知的財産として保護するもので、連島ごぼうは今月7日、県内で初めて登録されました。この日は、関係者およそ80人が集まり式典が行われ、JA倉敷かさやの安藤憲男代表理事組合長から東部出荷組合の三宅秀紀組合長に、GIの登録証が授与されました。三宅組合長は「連島ごぼうブランドをPRして、所得向上につながるよう努力します」と決意を述べました。この後、出席者でがんばろう三唱してから、出荷の少ない端境期に収穫される「新旬ごぼう」の初出荷が行われました。今シーズンは順調に生育していることから、出荷量は前の年から3割増えて120tを、そしてGI登録の効果を見込んで販売単価は2割増しを目指します。トラックに積み込まれた「新旬ごぼう」は、岡山県内をはじめ中四国の市場に出荷します。




