総社市の井山宝福寺で釈迦が悟りを開いたとされる最も厳しい座禅修行の「臘八大摂心」に合わせた座禅が行われました。
「臘八大摂心」は、釈迦が12月1日から7日まで徹夜で座禅に取り組んで8日未明に悟りを開いたとされる修業のことです。井山宝福寺では毎年12月の第二土曜日の夜と日曜日の早朝に「臘八大摂心」に合わせた座禅に取り組んでいます。今年も土曜の夜には12人、日曜の早朝には40人が静かに目を閉じて坐禅堂に座りました。30分間、無心になって座ったあと警策を持った宝福寺の小鍛冶一圭副住職が座禅のために集まった人の肩を打っていきました。座禅のあと参加者で座禅堂の掃除をして一年のほこりを落としていきました。宝福寺では座禅会を毎月第二日曜日に開催していて次回は来年1月8日の予定です。




