倉敷市立下津井西小学校の児童が、キジハタの稚魚を放流しました。
この取り組みは、下津井地区漁業協同組合連合会の協力で行われ、下津井西小学校の3年生と5年生の21人が、漁連前の港に集まりました。キジハタは、瀬戸内海周辺でアコウとも呼ばれている高級魚です。およそ3年で30cmほどに成長し、市場価格で1匹3000円を超えるといわれています。今回放流する稚魚は4ヶ月間育てたもので、全長は5cm程度およそ400匹を用意しました。子どもたちは、さまざまな願いを込めながら海へ流しました。稚魚の放流体験は、減少傾向にある倉敷市の水産資源を維持拡大するほか、子どもたちに守り育てる 漁業の大切さを理解してもらおうと企画されました。




