倉敷ゆかりの若手芸術家にスポットを当てる「倉敷新鋭作家選抜美術展」が、市立美術館で始まりました。
今年選ばれたのは、二人とも油絵を手がける作家で、岡山市の佐藤孝洋さん(43歳)と、倉敷市の宮澤悟さん(52歳)です。開会式では、展覧会を主催する倉敷市文化連盟の室山貴義会長は「素敵な作品を一人でも多くの方に見ていただきたい」とあいさつし、テープカットをして開幕を祝いました。倉敷市立美術館の美術実技講座の講師を務めている佐藤さんは里庄町出身。 訴えかける力を持った写実的な作品を多く発表しています。また今年、歴代最年少でワコー文化賞を受賞した新進気鋭の作家です。宮澤さんは、15年前から故郷の倉敷に拠点を戻して活動しています。関西独立美術展で最高の賞を3年連続で受賞するなど、今ホットな作家です。倉敷新鋭作家選抜美術展は、11日(日)まで開かれています。




