一般社団法人高梁川流域学校と備中エリア4つの信用金庫が、互いの情報やノウハウを共有し、連携することなどを盛り込んだ包括協定を結びました。
関係者およそ25人が出席して調印式が行われました。高梁川流域学校が2015年に開校し、流域の自然や歴史文化、産業などを教材とした体験型学習事業を展開しています。今回流域エリアに営業拠点を持つ吉備、水島、玉島、備北の4つの信用金庫が、高梁川流域学校の取り組みに賛同し、包括協定を結ぶことになりました。相互連携の第1弾として、来年1月4日から4つの信用金庫が共同で高梁川流域応援定期預金「高梁川の恵み」を発売します。販売総額は20億円で、そのうち0・03%相当額、およそ60万円を、高梁川流域学校に寄付し、事業の運営に活かしてもらう計画です。また、信用金庫の職員が高梁川流域学校のプログラムに参画するなど、人材育成の面でも相互連携したい考えです。高梁川流域学校が他の団体と包括的な協定を結ぶのは今回が初めてです。また、流域4つの信用金庫が連携する事業も初の試みで、地方創生の取り組みで全国的にも珍しいケースとして注目されそうです。




