人間国宝で倉敷市名誉市民の木工芸家・大野昭和斎の没後20年を記念し、歴代の作品を集めた企画展が、倉敷市立美術館で開かれています。
大野昭和斎は1912年、明治45年総社市生まれ。現在の西阿知小学校を卒業と同時に木工芸の道に進みました。独自の技法を駆使するなどして格調高い作品を生み出し、1984年には国重要無形文化財=人間国宝に認定されました。今回の企画展では、昭和斎がおよそ60年の間に手がけた数々の名品がそろいました。
■桑厨子棚(1982年)
■桑造平文象嵌飾箱(1967年)
■玉椿杢目沈金折紙香盆(1992年)
■木創会の関係作品
大野昭和斎没後20年を記念した企画展は、12月18日まで開かれています。また、12月10日には、学芸員によるギャラリートークもあります。(14時から)




