玉野市広岡の住民が、14日、イノシシの侵入を防ぐフェンスを地区内の山すそに設置しました。
フェンスが設置されたのは、玉野市木目との山境から県道玉野福田線付近までの1・4㎞です。子どもからお年寄りまで広岡の住民74人が参加し、高さ1・2メートル、幅2メートルのフェンス700枚を山すそに取り付けました。後背部に山が連なる広岡では、4年前からイノシシ被害に悩まされています。去年7月に広岡イノシシ対策会議を設立し、フェンス設置の準備を進めてきました。広岡を含む荘内地区では、2年前から増加するイノシシ被害の対策として国の補助事業を活用し、フェンスを設置しています。これまでに設けられたフェンスの総延長は、およそ10㎞。来年度は滝と槌ヶ原に設置される予定です。




