大原美術館では、イベントやパフォーマンスなど空間を演出する現代美術作家を連続で紹介する「ArtistMeets倉敷」が開かれています。
今回の作家は、京都府在住の美術家、なかもと真生さんです。なかもとさんの作品は、電化製品や車などの廃品を、銀色に塗り、空間全体をアートとして体験しようというものです。空の色や太陽の色が、写りこむことで、作品がさまざなな表情を見せることから、全ての廃品を銀色に塗装しているそうです。なかもとさんが、2年間かけてリサーチしてきた水島地区から出た廃品を使って、作品を完成させています。「ArtistMeets倉敷」とは、現代日本の美術界で、パフォーマンスやイベント型の作品を手がける作家たちを取り上げる、大原美術館の事業です。美術家、なかもと真生さんの作品展は、来月11日(日)まで、大原美術館で開かれています。




