現在開催中の瀬戸内国際芸術祭の宇野港会場で新作のオブジェ「宇野コチヌ」が30日の完成目指し、急ピッチで制作が行われています。
瀬戸内国際芸術祭2016宇野港会場で制作されている「宇野コチヌ」は、前々回2010年の芸術祭から展示されている「宇野のチヌ」と同じくカサ、ハンガー、洗剤の空き容器、ぬいぐるみ、おもちゃ、といった家庭から出たゴミや児島湖や直島などで集めた漂流物でつくるオブジェです。全長3・5メートル高さ2・5メートル鉄の骨組みを覆い隠すようにうろこやひれに見立てたゴミを針金で取り付けていきます。また、今回は、チヌの口から尻尾へと体内を通り抜けられる滑り台が設置されています。制作者は、真庭市出身の柴田英昭さんなどでつくるアートユニット淀川テクニックで30日の完成をめざし、ボランティアサポーターと共に制作に追われています。
【インタビュー】淀川テクニック・柴田英昭さん
30日の完成日には、宇野港会場では、「秋のUNOICH」が開催され「宇野コチヌ」の誕生を祝ってオブジェの周りに花の苗を植えるイベントも予定されています。
瀬戸芸「宇野コチヌ」制作進む
2016年10月27日
宇野港(玉野市築港)




