園児や児童に対する防災教育についての講演会がくらしき健康福祉プラザで開かれました。講演会には、危機管理アドバイザーで危機管理教育研究所代表の国崎(くにざき)信(のぶ)江(え)さんを講師に招き、保育、教育に関わる教職員およそ60人が参加しました。国崎(くにざき)さんは、防災アドバイザーとして被災地での支援活動を行いながら全国各地で防災に関する講演会を行っています。被害にあった保育園や体育館の写真をもとに地震が起きた際、すぐに子どもたちを避難させるのではなく、日ごろから認識している避難経路や避難場所の安全をまず確保してから、子ども達を避難させることなどを伝えていました。また、防災教育の中で子ども達になぜ日本は地震が多いかを分かりやすく伝える必要性を話しました。参加者は、日本で年間25万回もの地震が起きている事や、今後倉敷市で震度6の地震が起きる可能性があるなどを知り改めて防災への意識を高めていました。
(取材日)10月26日
(取材場所)くらしき健康福祉プラザ(倉敷市笹沖)
(放送日)10月26日




