7日の日曜日(3/7)、倉敷市内の各所で、地域の特徴を生かしたブライダル・イベントが行われました。
ジーンズの街・児島では、本藍染めのジーンズを手がける店を会場に、恋人同士が愛を確かめ合うプレ結婚式「ジーニングウェディング」が行われました。
式に臨んだのは、倉敷市出身で、現在、島根県出雲市に住む公務員・秋庭伸利(あきばのぶとし)さんと、島根県雲南市の会社員・堀江純子(ほりえじゅんこ)さんのカップルです。
式には、染料の「藍」と二人の「愛」にちなんだ趣向を凝らした内容が用意され、自分たちで藍染めしたデニムの「ミサンガ」をお互いの手首に結び合った他、革のパッチにサインしてリベットを打ち込む「愛に釘付け」と称した共同作業をして、固く確かな愛を誓いました。
このブライダル・イベントは、児島や倉敷、玉島の各商工会議所と、倉敷観光コンベンションビューローなどが展開している事業「くらしきSHIKI-CON(倉敷四季婚)」のひとつです。
倉敷市の特産品や景観など地域資源を生かして、産業と観光、それにブライダルを一体にした地域活性化を目指しています。
ということで、ジーンズの街・児島を舞台にした新しい試みが行われたんですが、この日は、児島地区のほかに、美観地区で和装の結婚式や、玉島地区では既婚者の記念式が行われました。
倉敷といっても、地区ごとに特色や個性は様々ですから、それらを地域の資源として、産業や観光、そしてブライダル事業と連携させて倉敷の魅力を発信しようという、意義のある試みです。
今回、それぞれの式が終わった後、参加者は市内の有名スポットをまわって、吹きガラス体験や絵画の鑑賞など、倉敷の魅力をじかに感じてもらえるプログラムも組まれていました。
今後、これらが定着してたくさんの人に倉敷を訪ねてもらい、街が活気づくことを応援したいと思いますね。




