玉野市の三井造船玉野事業所で海上自衛隊の潜水艦救難艦が「ちよだ」と命名され進水式が行われました。「ちよだ」は、基準排水量5600トン、全長128メートル、速力20ノットの潜水艦救難艦です。現在2隻ある潜水艦救難艦のうち、一隻が老朽化した為、534億円をかけて新たに建造されました。日本で最大級の潜水艦救難艦となり、災害派遣にも対応できる設備が備わっています。式典では、宮澤(みやざわ)博(ひろ)行(ゆき)防衛大臣政務官が支綱(しこう)と呼ばれる綱を切ると、「ちよだ」はゆっくりと進水していきました。潜水艦救難艦「ちよだ」は内装などを整え平成30年春頃就役する予定です。
(取材日)10月17日
(取材場所)三井造船玉野事業所(玉野市玉)




