くらしき作陽大学が創立50周年を迎え、記念式典を開きました。
くらしき作陽大学創立50周年記念式典は、関係者約240人が出席して聖徳殿で開かれました。はじめに、松田英毅理事長・学長が、式辞を述べ半世紀に渡る大学の歴史を振り返りました。くらしき作陽大学は、昭和41年(1966)、松田藤子(とうこ)学長のもと津山市に開学した作陽学園大学に始まります。昭和43年から作陽音楽大学として音楽家や音楽教育者を養成、平成8年に倉敷市へ移転開学し、くらしき作陽大学と名称を変えてからは音楽学部のほかに食文化学部、子ども教育学部を設置し、質の高い栄養士、管理栄養士の養成、重要な時期の子どもの教育に携わる教員の養成に力を入れてきました。平成11年に芸術文化交流協定を結んだロシア国立モスクワ音楽院のアレキサンダー・ソコロフ院長、倉敷市の伊東香織市長など来賓祝辞のあと同窓会・鶴声会(かくせいかい)の安部欽也会長から岡山県を代表する総合大学としての任務と役割を期待していますと創立50周年にあたり食堂の机114台と椅子684脚の記念品が松田英毅理事長へ贈られました。またこれを受け学生会会長で子ども教育学部2年の仙波万季さんが「魅力的な教育環境のもと大学の新たな歴史のページになれることを願います」とよろこびの言葉を述べました。創立50周年を祝う記念式典のあと藤花楽堂では、記念公演として狂言師で人間国宝の野村万作さんと野村萬斎さん親子を迎えて日本伝統芸能「狂言」が上演されました。
くらしき作陽大学創立50周年記念式
2016年10月17日(月)
くらしき作陽大学倉敷市玉島長尾)




